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富野監督インタビュー
カテゴリ: 06.話のネタ
 Big Issueというホームレス支援を目的としていて、有楽町駅前とか中野駅前などに街頭販売している雑誌があります。(販売場所はThe Big Issueサイトの案内をご覧ください) ふと、大阪駅で通りかかったところ、1stガンダムのシャァの表紙が目に付いて、この雑誌を買ってしまいました。中には富野由悠季監督のインタビュー。(おお!「マリーアントワネット」を演じたキルスティン・ダンストのインタビューも出ている)当時から「イデオン」や「ダンバイン」などの単行本を書いて、何か創作者としての思いなどがあったのかなぁと期待していたのですが・・・・


「ファーストガンダムは、あくまでもスポンサーであるおもちゃ屋の宣伝番組。最初からリアルな戦争や人間ドラマを描こうなんて思っていません」


 当時、「宇宙戦艦ヤマト」が成功を収め、「ガンダム」はその二番煎じ。スポンサーの絶対条件は「週一回でロボットメカの新商品を登場させること」だったそうです。当時の典型的なパターンは毎週悪役メカが出てそれをヒーローメカがバッタバッタと倒していくパターンでしたが、富野監督は「それは大人の仕事としていかがなものか」ということで考え出されたのが「宇宙移民のジオン公国が地球に独立戦争をしかけ、「モビルスーツ」と言われる高性能兵器で戦う」というものだったそうです。でも、


 「科学的にそんなデザインがありえるわけないのに、当時のアニメ関係者や視聴者も含めて誰も何一つ不思議に思っていないことがものすごく嫌だった」

 
 ・・・・同じようなことをヤマトの世界でもうわさで聞いたような・・・私のソースはネットなので、もっと確固たるソースを知っている方、どうか教えてくださいまし。
 
 当時、映画監督志望だった富野監督。でもようやく就職できたのはアニメ製作の虫プロダクション。そこで手塚治虫に評価され「鉄腕アトム」では誰よりも多くの演出を手がけ、その後も当時のあらゆる人気アニメ作品で絵コンテを描きまくったそうですが、当時の心情はというと。
 

「虫プロといったって、とうてい世間には通用しない漫画家が作った会社だぞ、というのが当時の認識なんです。映画にもならない紙芝居みたいなものを毎週つくって自分でもやってやれないよなと思っていました。仕事仲間もみんな中卒者ばかりだし、なんか悔しいよな。俺ってクズみたいな仕事しているという感覚がついてまわっていました」


 そんな劣等感の塊のようだった富野監督が「海のトリトン」で初めて総監督を任され、テレビ作品の作り手でありたいと思ったとき、自覚したのは「公人」であることだったそうです。作品は公としての言葉、公としての物語を提供するものでなければならない。「海のトリトン」といえば、西崎さんが関わってきますが、このときに富野さんと西崎さんとでどんな話し合いがもたれたのかが、興味があります。ここまでに至った何かが富野さんを目覚めさせる何かあったんでしょうね・・・・。聞けるのはまた10年経ってからでしょうか。そして最後にこういう言葉が出ていました。


 「60歳を過ぎて思うのは、あのとき、自分の好きなものだけを作らなくてよかったなということ。さまざまなものを外界から取り入れて、凡人の文殊の智恵でできた作品が自分の能力以上のものになった。だから、僕は個性を否定するんです。いきがって好きだけで作品をつくるなと。世の中には一つの個性だけでつくって許される才能というものがあるんだ、それは天才だけなんだって。どだい自分の世界観なんてたかがしれている。自分一人の個性だけでつくったような映画はその時代だけで終わる。ファーストガンダムから僕はそういうことを教えられました」


 富野さんが作ってきたアニメーションを見て育ってきた私にとっては、この号の富野さんの言葉はショックと同時に、「やっぱりそう考えていたんだ」とほっとする部分がありました。「俺様の世界が一番」という感じで映画を作っているのではという印象を持っていたのだ。もし、街頭でみかけたら、ちょいと現物を読んでみてください。

■関連リンク■
The Big Issue 63th
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編集 / 2007.01.06 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
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今、ここにいる自分、明日どこかにいる自分、そんな自分の合計が一生になっちまうんですねぇ~。














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