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映画:「オーロラ」(2006)
カテゴリ: 01.映画感想
《チラシ 2006》オーロラ《チラシ 2006》オーロラ



■鑑賞日:2007年1月3日
■ジャンル:バレエ
■お薦め度:★★★☆☆(3/5)
■監督:Nils Tavernier
■脚本:
Jean Cosmos
Marjoline Nonon

■主演:

Margaux Chatelier .... Aurore (主演。なんと16歳の新鋭)
Francois Berleand .... Le roi
Carole Bouquet .... La reine
Anthony Munoz .... Solal
Nicolas Le Riche .... Le peintre (パリ・オペラ座のエトワール)
Thibault de Montalembert .... Le conseiller du roi
Monique Chaumette .... La gouvernante
Kader Belarbi .... Le prince Abdallah
Yann Bridard .... Le prince de Neufchatel
Yutaka Takei .... Le prince de Thang Kai
(more)


■プロット:

 ここは踊りを禁じられた国。ある日、罠にかかった梟を見つけて自由にしてやるオーロラ姫と弟のソラル王子。自由の踊りを踊る王女をなじる国王。王女と国王の関係が微妙なそのとき、側近が国の財政事情が危機にあることを訴え、王女と金持ちの王子と娶わせることを提案する。

■私的見所:
 
 2日、東京から大阪に帰ってくる飛行機の機内誌に監督のインタビューが掲載されておりました。

 

  主人公のオーロラはまだ自分自身の魅力に気づいていない無垢な女の子。慎ましくおしとやかで日本的女性ともいえるかもしれない。でも、今、こういう女性を探すのは難しくて。マルゴとはオペラ座のバレエ学校で知り合ったんだけど、今どきの子にしては、珍しいくらいピュアな心の持ち主でね、もちろん、ダンサーとしての才能も豊か。それで彼女に決めた。
 
 
 
 チラシのほうで白い衣装を踊っている少女です。監督のいうとおり、踊りがとても素直です。愛する画家に愛を訴えるシーンで、初めてトゥシューズを履いてポアントで愛を伝えようとするシーンがあります。衣装はシンプルなのに、ポアントだけなのに、その頭の傾き、手の仕草だけで、画家に愛を訴えるそのシーンは美しくて涙が出ました。そのほかのジュテやアラベスクも見事。私はマンガで読んだくらいのバレエの知識しかありませんが、この作品は本当にバレエのすばらしさを教えてくれる映画です。
  

 
中でも画家を演じたニコラ・ル・リッシュは世界のトップに立つオペラ座のエトワールだからね。でも彼はすでに進められていた企画をひとつ断ってまで、参加してくれたんだ

 
 私、あまりバレエをみていないので、極論を避けますが、アダム=クーパーと比べるとあんまり派手さはないのですが、「確実」。男性のダンサーに求められるのは安定感じゃないかと思うのですが、安心して、女性が踊りをあずけられるダンサーなんじゃないかと思いました。(フランスのオフィシャルサイトのトップを見てください)

 他にも姫にプロポーズする王子達の持参するダンサーの踊りが圧巻です。中には聖鬼魔Ⅱみたいな王子様(ちなみにジパンゴ王国・・・日本ですか?これ)もいますが、カメラがダンサーの癖、見る人の萌えどころを知っていて撮影している映画です。

■イベントその他:

 オーロラで使われた衣装


 シャンテシネでは、監督と主演2人(姫と画家)のサインとオーロラで使われた王妃様の衣装を展示しています。ウェストが細くてキュッとしていますよ~。またオーロラがこの衣装を脱ぐシーンでは、右についている金具を引き抜くといとも簡単にシミーズ姿。その衣装の切り替えも美しい映画です。

■関連リンク:
オフィシャルサイト(日本)
オフィシャルサイト(フランス)
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編集 / 2007.01.07 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
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