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映画:「トウキョウソナタ」(2008)
カテゴリ: 01.映画感想
■タイトル:「トウキョウソナタ」(2008)
■公開日:2008年 9月27日
■鑑賞日:2008年 9月27日(舞台挨拶@チネチッタ)
■ジャンル:人間ドラマ
■お薦め度:★★★☆☆(3/5)
 いい映画。だけど3年前に公開してほしかった感が・・・・・。

■関連リンク:
オフィシャルサイト(日本)
imdbサイト

■チラシ1
トウキョウソナタ チラシ表1







■監督:
黒沢清

■脚本:
マックス・マニックス、黒沢清、田中幸子

■音楽:
橋本和昌

■主演:
香川照之:佐々木竜平
小泉今日子:佐々木(母)
小柳友:佐々木貴
井之脇海:佐々木健二
井川遥:ピアノ教室の金子先生
津田寛治:黒須(佐々木の同級生。失業中)
児嶋一哉:小林(健二の学校の担任・小林先生)
役所広司:元鍵屋で、佐々木に入った強盗

■プロット:
 佐々木竜平は某ヘルスメーカーの総務課課長。ところが、会社の方針で総務課を中国に移転(←えぇぇぇ)することが決定し、職を負われることになる。強圧的に家族をコントロールしたいと考えている佐々木はとてもそのことを家族にいえず、隠そうとする。そんな折、次男の健二はピアノに出会い、ピアノ教室に通いたいと言い出すが、竜平はけんもほろろにその申し出を却下するのであった。
(以降ネタばれあり)

■私的見所:
1.テーマとか構成とか・・・・
 (1)作品にこめられた思い(テーマ)- 5点/5点
 (2)作品の世界観への案内方法(ガイダンス要因)- 5点/5点
 (3)作品の展開/キーワードの持ち方(トリック要因)- 3点/5点

2.表現とか・・・・
 (1)映像は1に合っているか- 4点/5点
 (2)脚本や演出は1に合っているか-  4点/5点
 (3)音楽は1に合っているか-  4点/5点

 冒頭「総務課」を中国に移転するというプロットで思わずひいてしまいました。リストラされる日本男児の悲哀、家族の崩壊、そしてまたた再生を描いた作品。主演の香川照之さんが、「一家の大黒柱」であるよくある典型的な核家族を描いた作品。顔は変らないのに、「ゆれる」の謙虚で地味で女にもてなくて、弟の憧れの女性をとられてしまう兄貴役、「キサラギ」ではアイドルおたくの中年親父、「20世紀少年」ではなんのへんてつもないサラリーマンと多様な役をサラリと演じてしまいます。
 今回の父親役も、空っぽだる故に強圧的な1人の男を好演しています。奥さん役は「グーグーは猫である」主演の小泉今日子さん、子供役が今回良かったです。特にお兄さん役の小柳友さん。彼は、米軍に志願し、イラク戦争に派兵されてしまうんですが、母の夢の中に現れる疲れきった表情で現れ、「たくさんの人を殺しすぎた・・・・」。何かの転機を暗示する象徴的なシーンですが、このシーンは黒澤テイストという感じで好きなシーンですね。このシーンをこういうふうに無理なく演じたように見えるところが、なかなかよかったです。ルックスも好み~。舞台挨拶では「カンヌで初めていっしょに写真撮ってくださいといわれました♪」なんていうところもかわいい方ですね~。
 
 今年は、「自分のあり方を振り返る」「人生再生」「家族再生」の映画が多い中、「若干遅れた感」があります。3年前に完成していたら、どこでも大絶賛だっただろうに・・・・・と思い、またこの映画で救われた人が多かったかもしれません。
 
 長男はイラクで行方知れず、次男は交通費踏み倒そうとして警察に拘留、父は清掃中に発見した数百万の大金をネコババしようとして、車にひき逃げされ、妻は役所広司ふんする強盗に人質として連れ去られ、千葉県まで拉致され、関係を持ってしまう。劇中、どうなんてしまうのか・・・・・と思いきや、
 
 曙光が差して
 みんな、それぞれ家に戻ってきて
 ご飯食べて
 また新しい門出・・・・・・。
 
 という映画だったんですね。曙光がさしたときに、感じたのは「あきらめ」だったのか「絆」だったのか、おなかがすいたからやっぱり帰ってきたのか・・・・。同じようなことがあって元に戻らなかった家族を知っていますが、その戻した力をなんだと監督は感じているのか、もう少し、つっこんでほしかったような気が・・・・・。

 香川産は「言葉の演技」というよりは「背中の演技」の人なんでしょうか。香川の演技が卓越していて、脚本の空白を埋めてくれています。だから、この映画は「ただの作品」ではなくて「再生の作品」になりえたと思っています。

 脚本の出来は「おくりびと」が隙がなく演出もあってすばらしい脚本だったので、それを見て余韻がさめやらない今見てしまったので、映像美さえも掠れて見えてしまったのが残念。また、何かの機会にまっさらな頭で見たい映画です。
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編集 / 2008.09.27 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
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今、ここにいる自分、明日どこかにいる自分、そんな自分の合計が一生になっちまうんですねぇ~。














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